薔薇のつぼみを摘むのは今
私がTravis Japanを知ったきっかけは、雑誌で一目惚れした阿部顕嵐くん。
そこから興味を持って、映像をいろいろ観るようになった。
私が彼らのパフォーマンスを観て真っ先に感じたのは気迫。ダンスで他の誰かに負けてはいけないんだという責任感。一目見て、今まで見た他のグループとは違うと思った。
兄組・弟組で分かれて活動することも多い印象だったけど、9人揃った時のパフォーマンス(私の中では『C=Normal』のイメージ)はその威力が何倍にも増していると思った。
「タキツバのコンサート映像が観たい!」と思い立って購入したのが『YOUは何しに?タッキー&翼CONCERT そこにタキツバが私を待っている 正月は東京・大阪へ』だったのは、バックがトラジャだったことも一因で。
Love-tuneが結成、顕嵐くんと美勇人くんがそのメンバーに選ばれたと分かったとき、私は日記にこう書き残していた。
「トラジャは、ジャニーズに必要なグループだと思う。ジャニーズは、トラジャを手放しちゃダメだと思う。」
トラジャが冷遇されるんじゃないか、このままいなくなってしまうんじゃないかと思った。
顕嵐くんがTravis JapanではなくLove-tuneを選んだことが悲しかった。
当時デビュー組担だった私は、彼らのことを大して知らない。ファンとは呼べない。
でも、彼らのパフォーマンスを観て、手放すことはあまりにもったいないということだけは分かった。
それ以降、少しずつ彼らから距離を取るようになってしまった。
必要だと思いながらも、見ているのが怖かったのかもしれない。
それから1年以上経った2018年5月。
なんとなく存在は知りつつも見ていなかったジャニーズJr.チャンネルを観た。
何グループかある動画の中に、Travis Japanの名前もあった。
再生したのは横浜アリーナ公演の『Happy Groovy』。
私が知っているTravis Japanじゃなかった。
拡輝くんと朝日くんが別の道を歩んだことは知っていたけど、美勇人くんが居なくなっていたことは知らなかった。
松島くんと一緒にやっていた「松松」がいる。(大人っぽくなりすぎてて分からなかった)
最初に感じた気迫は無かった。でも、やっぱりかっこよかった。
彼らがあんなに楽しそうに踊るなんて知らなかった。曲もめちゃくちゃ好みだし、彼ら自身の技術もさることながら振り付けがかっこよくて素敵。
大げさじゃなく、その日から毎日毎日ハピグルの動画ばかりを観た。通勤中、行きも帰りも、何度も何度も観た。
憂鬱だった木曜日は、Travis JapanのYouTubeが更新されるから楽しみになった。
毎月更新されるとらまるが待ち遠しい。
何年も前から入ってたジャニーズJr.情報局の名義は「松田元太」に変わった。
どうして元太くんなのかはここには書ききれないけど、私は彼の頭の良さが好き。
『Summer Paradise 2018』
8月24日の昼公演、『Guys PLAYZONE』で観た鋭い目、枯れそうなほど叫ぶ声、攻撃するようなダンス。
賛否両論あると聞いた曲だったし、その時客席には美勇人くんが居た。だからこそ、彼らのパフォーマンスからは有無を言わせない力を感じた。
それは、これから7人でTravis Japanとして生きていく覚悟であり、PLAYZONEの継承者として生きていく覚悟だと、私は思った。
初めてTravis Japanを観た時に感じた気迫。それがあの時の彼らには確かにあった。
私は、彼らについていきたいと思った。
長らく作っていなかったジャニーズ用のアカウントを作った。
誰とも繋がれないんじゃないかって思ってたけど、Travis Japanを好きな人と分かち合える場があるってすごく嬉しいことだって知った。
『いまを生きる』はメンバーが出ていたということがきっかけで出逢えた、大好きで、私の中で大きな存在となる作品。
『ABC座2018 ジャニーズ伝説』は、やっぱり私はジャニーズの曲やパフォーマンスが好きなんだなって実感した。
『ジャニーズJr.大賞』に初めて応募した。
ジャニアイは行けなかったな。
7人揃ってるTravis Japanがまた観たい。
カウコン。
正直自担どころじゃないけど(笑)それでも、偉大な先輩の最後のステージにバックとしてつくのが彼らであることは誇らしかった。
彼らがこれから先どうなるかなんて分からない。
デビュー出来るか分からないし、これから先Travis Japanでい続けてくれるかも分からない。
それでも、彼らがステージに立つことを選び続ける限り、私は彼らの夢を応援する。
私は、きっと彼らのファンでなくなったとしても、彼らを応援せずにはいられないと思う。彼らの素晴らしさを知ってしまったから。
永遠はない。
2018年は嫌というほどそれを感じさせられた年だった。
だからこそ、今を後悔しないようにすることしか出来ない。
いつ咲くか分からない花、いつまで待っても咲かないかもしれない花、だけど、私にとってとても美しくて、素晴らしい花だから、ちゃんと取っておきたい。
2018年、色んなことが起きたし、いまだに消化できない思いがあるけど、それでも、Travis Japanのファンになって、本当に楽しかった。いつも楽しませてくれてありがとう。
2019年という年が、Travis Japanのみんなと、彼らを好きな人たちにとって幸せな一年になることを願ってます。